どうしてナチュラルチーズを広めたいのか

こんにちは〜!

ナチュラルチーズを広めたい獣医学生です。

最近、風邪をひいてしまった影響で溜まっていた学校の授業や課題が忙しいことを言い訳に中々チーズの勉強に時間が取れていませんでしたが、

今日、素敵な牧場を訪問させていただき、改めて思い直したので自分の想いを記して、

自分に気持ちを入れ直そうと思います。

 

時間は、、作るものですよね、、ᕦ(ò_óˇ)ᕤ

 

そもそもどうしてチーズを広めたいのか。

それは生産者さんのことをもっと身近に考える消費者が増えて欲しいからです。

 

私は、生産者さんが身近にいない環境で育ちましたが、知ることのできる環境にいました。

 

お父さんはサラリーマンで、転勤族でした。そして、いつも都会に住んでいました。

親戚に農家さんはいませんでした。

もちろん友達にも、友達の両親にもいませんでした。

生産者さんが身近にいませんでした。

 

ですが、両親が民宿付きの農家さんに、休日によく連れて行ってくれたのです。

そのおかげで、私は食べ物の背景には農家さんがいることを幼いながらに理解できたし、

動物が好きだった私にとって、動物を優しく、だけど威厳を持って扱う農家さんはとても

格好よく見えていました。

 

あなたは一体どこに住んでいたの?

 

そう思った方はいませんか?

日本に民宿付きの牧場は少ないです。

両親も、私を農家にしたいと言う特別な思いがあったわけではなく、民宿付きの農家をわざわざ探して、申し込んでいたわけではありません。

都会に住んでいても、休日に農家付き民宿に行くことのできる方法や、選択肢が多い国に住んでいました。

 

イギリスです。

 

イギリスには、BandB Breakfast and Bedroom(朝ごはんとベット)というシステムがあり、それは、ベットと朝ごはんだけ用意してくれる民宿システムなのですが、

その民宿システムを農家さんが運営側として利用することはイギリスで一般的なことだと、

両親は言っていました。

 

日本に帰ってくると、そのようなシステムはなく、家族で農場に行く機会は無くなってしまいました。

学校で観光農場へ行きましたが、ここでミルクや肉が生産される、と実感することはできませんでした。

観光農場にいるスタッフさんは、明らかに農家さんではないと思いました。

 

イギリスのような牧場を追い求めたことが理由の一つで、私は都会ではない、地方の獣医学科に入学しました。

動物に関して6年間学べる場所に入れて幸せでした。

 

今、私は大学四年生です。

進路に関して考えばければいけない学年です。

 

獣医として、動物を医療の面から救うのか、それとも幼い頃から思い続けている、生産者さんの魅力をもっとみんなに伝える仕事を自ら創造するのか。

 

私の夢は後者です。

イギリスだけでなく、農家さんは格好いいと思う気持ちは、獣医学科に入り、色んな牧場を訪ねてさらに強くなりました。

 

でも、想いだけでは変えられない。

 

まずは、ナチュラルチーズから、生産者さんの魅力を広めていきたいです。

そして獣医学を勉強する者として、衛生管理面を勉強し、チーズ作りが安全かつ自由に作れる環境に日本がなれることに少しでも尽力できるよう、頑張ります。

 

以上です。

 

よし、今日行った牧場で教わったことを自分なりに復習する!

皆さんも素敵な休日をお過ごしください!!

 

放牧地に寝っ転がりながら寝る夢見たい〜